BRAND
ソウ
(sóu)
SO(ソウ)は書の書体の総称である真・行・草(しん・ぎょう・そ う)が由来です。
中世の時代に中国から日本へ伝来し、あらゆる芸事の価値概念の根底に浸透していった考え方ですが、そのなかでも、極めて日本的な 概念である草(そう)の一字からいただいています。
厳格や絢爛さを「真」とすれば、「行」は真をアレンジしたもの、「草」はその本質をつかみとり要素の取捨選択を繰り返し、徹底的に磨き続けていくことだとわたしたちは考えています。
日本人は古来「草」を得意とし、独自の文化を発展させてきています。わたしたちはこの 「草」の姿勢から生まれる美しさを常に探し求め、想いを伝えていくためブランド名をsoと名付けました。
今の日本のものづくりに必要なのは「草」の姿勢。従来のままでは打開できない時、少しの変化では、モノや情報が飽和した現代には価値を生み出すことは難しい。
削ぎ落とした先に残る本質。これをいかに表現し、伝えるか。わたしたちはこれに挑戦します。
SOシンボルには車輪や舵輪、時計盤、そして羅針盤をモチーフとしています。SOそのものがこれからのものづくりの羅針盤・コンパスとなり、進むべき道を示せるような役割となることをイメージしています。
CONCEPT
人生を豊かに生きるためにはともに歩むパートナーが必要です。
わたしたち SO が目指しているのは、自身を肯定し、より良く生きられる世界をつくること。
北から南まで広大な国土を持つ日本各地には生活に根付いた多様な文化・ものづくりがあります。
根底には(より良く生きよう)という人々の根源的な活動があり、
これを数百年にわたって突き詰めてきた先には、美しさがあります。
わたしたちの手がけるものに触れて
「日本のものづくりは素晴らしい」と
気づいていただくことを目指しています。
気づくきっかけにつなげる。
わたしたちの役割は日本の素晴らしいものづくりへの繋がりを作ること。
そのため、煌びやかなものではなく、強い主張をするものでもなく、
どちらかといえば簡素さや日常性の中に垣間見える美しさ。
日本の「いいもの」たちとのつなぎ目となり
人生という旅において、豊かで確かな道のりを指し示す
羅針盤となるようなものを作り上げていきます。